今年みたアニメなど[後編]
この記事はISer Advent Calendar 2019の6日目のものとして書かれました。
前回の記事では今年見たアニメ作品について書ききらなかったので、今回はその続きを書いていきたいと思います。
またもや自分の備忘録的な感じでダラダラと書いていきますが、暖かい目で見てください...
前回同様、今回も視聴を完了した順でシリーズはなんとなくまとめる感じでいきます。
ではさっそく、
・『響け!ユーフォニアム』
・『響け!ユーフォニアム2』
響け!と言いたくなります。高校の吹奏楽部での青春を描いた作品です。ぼくは高校時代は勉強とゲームくらいしかしていなかったので、こういう風に部活に真剣に取り組んでいるのを見るのはとても刺激的でした。熱い思い、冷めた心、執念や悲しみが錯綜していて、人間的で最高です。またそういった感情が曲に乗せられるので、とてもエモいです。
作画がとても綺麗で、楽器の演奏ともかなり合っていてすごいです。
1期は主人公が高校に入学してからの半年、2期はそこからの半年という感じです(正確には違うけど大体で)。個人的にはコンクールへ向けてのみんなの思いがアツくなっていく2期がとてもエモいです。
吹奏楽をテーマにした作品なので、ちゃんとした音源と環境を用意して鑑賞したいですね。
ちなみに原作は小説です。
・『リズと青い鳥』
最高です。響け!ユーフォニアムのアニメ2期の後の話を描いた映画です。(主人公が2年生になってからの話)作画が本編とは結構違うのが特徴的です。基本的にはアニメ2期とこの後に紹介する誓いのフィナーレの間にあった物語で、本編の主人公ではなく、本編でサイドストーリー的な感じで扱われていた二人のキャラクターをメインに描いています。
エモいです。最高です。作画だけでなく、効果音の使い方なども本編とは違うのですが、それがまた最高です。
すでに書きましたが、この作品はアニメからの続きなので、アニメを2期まで見てから見ると、とってもエモいです。ぜひ映画館で見てほしい作品ですね(もう遅い)
・『響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』
すでに書きましたが、これはアニメ2期(と、リズと青い鳥)の後の、主人公が2年生になってからの話を描いた映画です。とてもいいです。が、欲を言うと、映画ではなくて、普通にアニメでゆっくりと色々掘り下げながらやって欲しかったです...
リズと青い鳥を見ていなくても、問題なくこの作品を見ることはできますが、リズと青い鳥を見てからの方が断然エモいです。(要所要所で、リズと青い鳥で出てきたネタが出てくる)
ユーフォはアニメ3期もやると言うはなしなので、とても楽しみですね。
・『コードギアス 反逆のルルーシュR2』
きました。コードギアスです。最高です。この夏に見た作品で一番泣かされたと思います。絶望や希望、覚悟、そして信念のぶつかり合いがとても素晴らしいです。ストーリーもよく作られていて、結構きつい展開が多いですが、その分熱いです。一応ロボアニメの枠に入るかもしれないですが、ロボだけではないです。
「ネタバレしていいのは、ネタバレされる覚悟のあるやつだけだ!」ということで、これ以上喋るとうっかりネタバレしてしまいそうなので、ここくらいにしておきます。
とにかく、最高に熱いアニメです。
劇場版としても、アニメ版を再編した3部作とさらにその後の展開を新たに描いた新作があります。これらに関してはぼくもまだ見ていないので、見たいですね。あと、同じ世界のスピンオフ的な作品もあるようなのでそちらの方も見たいです。
・『とらドラ!』
なんとまさかの、この作品のヒロインとぼくの名前が同じ(漢字はちょっと違う)なので、かなり思い出深い作品です。主人公(男)ではなく、ヒロインと名前が同じなので、アニメを見ている間ずっと主人公やその他のキャラに名前を呼ばれて、なんかとても不思議な感じでした...
ラブコメ!という感じのラブコメでとてもいいです。(果たしてラブコメに王道なんてあるのか)1クール目のOPは結構特徴的な感じでとても好きです。
やっぱりラブコメはいいなぁという気持ちになります。
ちなみに、原作はライトノベルです。
・『冴えない彼女の育て方』
・『冴えない彼女の育て方♭』
・『冴えない彼女の育て方 Fine』
これもまたタイトルがちょっと、なんだかなーという感じの作品(いい意味で)
一応ラブコメ、だと思います。(ラブコメは往々にしてラブコメだけではない感じなので紹介するときに、これはラブコメ!となかなか言いづらい...)
サークル一丸となって何かを制作するというのがストーリーのメインの軸となっていて、とてもアツイです。これを見ると、個人作業だけでなく、グループで作業するのもいいなぁという気持ちになります。ゲームが作りたくなります。CPU実験やろうね!()
♭は普通にアニメ2期です。Fineはその名の通り、一連の作品の完結編となっている映画です。2期の♭では、1期のストーリーがさらに展開していって、才能や気持ちのぶつかり合いなどが激しくなるので、最高です。
あと、主人公の部屋にまどマギのフィギュアやデート・ア・ライブなどのラノベが置いてあるのはちょっと嬉しかったです。
ちなみに、原作はライトノベルです。今読んでいるシリーズが読み終わったら読もうと思います。
・『さくら荘のペットな彼女』
これもまた、一応ラブコメですが、信念や才能のぶつかり合いや苦悩がかなり核心的なテーマになっていて最高です(最高という言葉を使いすぎな気がしますが、最高!ってなったら最高!って言うしかないですよね())。
これを見ると何かを作りたくなります。
あと、バームクーヘンを食べたくなります。
原作はライトノベルです。
・『月刊少女野崎くん』
ラブコメですが、正直アニメではほとんど進展がありません。が、そこまたがいいです。いいんですよ。なかなか伝えられない、伝わらない思いというのは見てて甘酸っぱい感じでいいですね。コメディ感が結構強いので、見ていて楽しいです。
ちなみに、原作は漫画です。
賑やかな感じで楽しいです。テンポがとてもいいのでサラッと見てしまいます。
個人的には、中二病キャラの良さがよくわかる作品だと思います。中二病キャラは往々にして、かなり深みがありますよね。見ていて疼きます()
原作は漫画です。
・『中二病でも恋がしたい!』
・『中二病でも恋がしたい!戀』
・『映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-』
こちらも思いっきり中二病全開な感じの作品です(タイトル的にそれはそう)。この美を見て中二病のキャラが出てくる作品が見たくなったので、見ました。
中二病の人々がラブコメを繰り広げるので、見ているこっちが恥ずかしくなるくらい最高に痛々しいですが、最高に愛らしいです。とてもいいです。
ラブコメなのに、なぜか迫真のバトルシーンがあるのも特徴です。しかもこのバトルシーンの作画がめっちゃ良いです。厨二心が疼きます。
爆ぜろリアル!弾けろシナプス!バニッシュメント・ディス・ワールド!
(ちょっと恥ずかしい)
・『銀河英雄伝説 本伝・第1期』
銀英伝には、最近やっている新版(銀河英雄伝説 Die Neue These)と旧版(銀河英雄伝説)の二つがあります。ぼくが見たのは、旧版の方です。旧版の方は全部で(外伝も含めて)160話くらいあります。膨大ですね。(ぼくが見たのは、そのうち1/6もないです...)
この作品(といっても1期の話ですが)、癒し要素がそれほど多くない上に、ストーリーが結構重いので、なかなか見る際の心理的なコストが結構大きかった印象です。しかし、中盤から後半にかけては怒涛の展開なので、そこからはもう一気に見てしまいました。おもしろいです。
1期の最終話あたりは相当衝撃な展開があって、かなり悲しくなってしまったので、いまだに2期を見始めることができていません...(そろそろ見ないと...)
ちなみに原作は小説です。
・『イヴの時間 劇場版』
なんとも不思議な感じの作品です。独特の雰囲気があって、世界観が結構おもしろいです。ほのぼの系かと言われるとおそらく違うのですが、見た後はなんかしんみり、ほっこりと落ち着いた感じになりました。とてもいいです。
この作品を見てもコーヒーが飲みたくなります。
・『涼宮ハルヒの憂鬱(2009年放送版)』
・『涼宮ハルヒの消失』
出ました。涼宮ハルヒシリーズですね。悪名高き(ぼくの中で)エンドレスエイトをみなさんはご覧になったでしょうか。(まだ見ていない方は、「見て方がいいのでは?」)
すごかったですね。ぼくが見たのは2009年版のちゃんと整ったオーダーになったものですが、リアルタイムで放送された時の謎の順番でも見てみたかったですね。
結構破天荒な印象のアニメですが、ストーリー自体もなかなか不思議な感じでおもしろいです。
原作はライトノベルなので、そのうち読んでみたいですね。
・『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』
こちらは本編「涼宮ハルヒシリーズ」のパロディ漫画を原作とする作品です。本編とはあまり関係なくゆるふわな感じでいいです。テンポも速くて、本編が結構ややこしい分新鮮な感じがします。
・『長門有希ちゃんの消失』
この作品は、「涼宮ハルヒシリーズ」のパロディおよび、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のスピンオフ作品、という位置付けらしいです(ややこしい...)
本編では脇役となっている長門有希を主人公とした物語です。(詳しい設定を説明すると本編のネタバレになってしまうので、まずは本編を見た方が良いです)
本編とは作画もストーリーの雰囲気も全然違うのでとてもおもしろいです。なかなかしんみりほっこりするラブコメですね。とてもいいです。かなり好きですね。
地下に原作の漫画の最初の数巻があったので、そのうち読みたいです。
・『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』
通称、変好き。こちらもタイトルが結構アレな作品。タイトルに劣らず、内容もかなりぶっ飛んでいます。ぶっ飛びすぎていて、おもしろいです。
くせの強いキャラがたくさん出るので、賑やかで楽しいです。あと、OPもいいです。
原作はライトノベルなので、こちらもそのうち読んでみたいです。
・『ONE PIECE STAMPEDE』
ワンピースですね。アツイ。最近はあまり少年誌のバトル漫画(およびそのアニメ)は見ていなかったので、久しぶりに楽しめました。バトル系のアニメを見ると戦闘がしたくなりますね(小学生)
・『ワンパンマン』
設定がとてもおもしろいですね。バトルシーンの作画が派手でいいです。これも見ると戦闘がしたくなりますね。あと、OPが超絶に盛り上がるので好きです。
原作の漫画も読みたいです。
・『まちカドまぞく』
なんというか、いい感じにいい感じでとってもいい感じな作品です(伝われ)。
ほのぼのほっこりしているので、とても癒されます。
効果音を声でやっているのが結構特徴的で、個人的にはとても好きです。
原作の漫画もとてもいいです。シャミ子が悪いんだよ(いいえ)
・『NEW GAME!』
理学部情報科学科のモデルとなった作品ですね(大嘘)。地下の扉に貼ってある「今日も一日がんばるぞい!」の元ネタとなった作品です(原作は漫画)。
過酷なゲーム制作現場をゆるふわでいい感じに描いた、ゆるふわ社畜アニメです。これを見るとゲームをプレイしたり、作りたくなりますね。こういう職場なら社畜でもいいかなってなります(よくない)。
地下に原作がいくつかあったので、ぼちぼち読んでいきたいです。2期はまだ見ていないので、見ようと思います。
ところで、ISerの地下の日常をきらら系のゆるふわ作品にしたら面白そうだと思いました。
世界観と設定がとてもおもしろい作品です。ストーリーもよく練られていて、とてもおもしろいです。
ストーリーはとてもおもしろいのですが、如何せんエグい。正直かなりグロいし、ストーリーも重いので、見るにはそれなりの覚悟と精神力が必要だと思いました。(気軽に見られる感じではない...)(でもドミネーターはカッコいいです)
まあ、それを差し置いても、1期、2期のテーマはそれぞれとても 興味深いもので、色々考えさせられます。
この記事を書いている時点ではちょうど3期がやっていますね。全部放送が終わったら見ようと思います。
・『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』
・『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』
通称はリゼロですね。最近は巷に異世界転生ものが転がるほどたくさん生えている気がするので、正直このジャンルは食わず嫌いをしていたのですが、この作品はとてもよかったです。最高ですね。それぞれのキャラもとても良くて、作画も結構綺麗です。あと、1クール、2クールともにOPがとてもいいです。各話のタイトルも良くて、毎回とてもエモいです。
この作品もタイムリープものなので、結構きつい展開が多いです。(これはもはやタイムリープものの宿命でしょうか...)が、やはり主人公が絶望の淵から立ち上がる時は心が震えます。18話は神回としばしば言われますが、確かにとてもいいです。
Memory Snowと氷結の絆は、劇場公開されたOVAという感じです。氷結の絆に関してはまだ公開中なので、あまり喋らないようにしますが、Memory Snowは本編の1クールと2クールのちょうど間のとても平和な時期のほのぼのストーリーなので、本編が結構きつい分とてもほっこりします。
原作はweb小説ですが、ラノベ化もされているので、そのうち読もうと思います。
アニメ2期の制作も決定しているようなので、楽しみですね。
・『四月は君の嘘』
とてもしんみりとする作品です。しんみりとしたい時に見るといいと思います。
この作品も音楽を軸として青春を描いているので、見るとピアノが弾きたくなります。しんみりだけではなくて、コンクールでのライバルたちとのやりとりなどは、とても熱いです。総じて、一言で言うと、とてもエモいです。
ぼくはまだ1周しかしていないですが、2周目ではきっと終始泣いてしまうんだろうなぁという気がします。思い出すだけでとてもエモいですね...
ちなみに、原作は漫画です。
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一応ここまでで、リストにあった作品は全て網羅しました。だらだらとした文章をここまで読んでくださった方はお疲れ様です。ありがとうございます。
終始、いいです、エモいです、最高です、とかくらいしか言っていないですが、おきもちだけ汲み取っていただければ幸いです。
今年の夏休みにオススメのアニメを教えてくださったみなさんもありがとうございます。おかげで、たくさん楽しめました。
というわけで、アニメを制作した全ての人への感謝をもって、この記事を締めさせていただきます。
※ちょっと追記しました(12/7)